2017年1月9日 / 社長ブログ

社長の濵口です。   明けましておめでとうございます。 皆々様におかれましては楽しいお正月をお過ごしになったことと存じます。 本年もよろしくお願い申し上げます。   とは言うものの、子どもの頃と較べるとお正月の特別感というのは、年齢を重ねるたびに薄れてきたように感じます。そういえば、クリスマスも誕生日も結婚記念日も同じようなものです。お年玉やプレゼントを「もらう側」から「あげる側」になったというのも原因のひとつかも知れませんが、それだけではなさそうです。色んな節目も記念日も、何十回も迎えていると「超ハッピー!」な年もあれば、そうでもない年、最悪だった年もあったりします。そういう経験が月日の中で均されていくのですかね? そんなことを考えながら休日の夕方にぼんやりとTVのニュース番組を見ていたら『今年は休みが4日減る!』という特集を放映してました。曰く、今年は、建国記念の日(2/11)・昭和の日(4/29)・秋分の日(9/23)・天皇誕生日(12/23)がすべて土曜日にあたるので振替休日の3連休にならないというものでした。最初は「ふ~ん、そうなんや」って感じでしたが、だんだん「???」妙な感覚になりました。これを企画した制作者は一体誰に向けて発信してるんだろう?日曜祝日に働く人を見たことがないのかな?もしかすると小学校に通う子どもが作った企画なのかも?という疑問が沸き上がってきました。ただ、こういう私も週休二日制に慣れてしまい、たまの土曜出勤が辛く感じたりもするのですが・・。昔に比べるとずいぶん休日が増えて働きやすくなったのはいいことですが、私たちのような中小の製造業にとっては、大企業に比して絶対的な生産効率で劣るゆえ、休日がこれ以上増えすぎるのも考えものです。一応、番組では2連休と3連休の行楽地での経済効果にも触れていましたが、都会のサラリーマン視点(しかもレベルは高くない)しか感じませんでした。番組の後半では数人の街角インタビューがありました。小学生が「勉強はストレスがたまるから休みにしてほしい!」と叫んでいたのは苦笑いでしたが、40~50歳くらいのいい年をした男性が「休むために働くのだから法律を変えて3連休にしてもらいたい」と真顔で得意げに話すのを見たとき、「ああ、たぶんこの人は職場で期待されてないんやろなあ」などと考えてしまいました。だって逆でしょう?働き続けるために休むんでしょ?! 皆様の一年のご多幸をお祈りします。   dsc_0251
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