2017年5月12日 / 社長ブログ

こんにちは。社長の濵口です。

「ブログ更新どうしよう?」と気にしたのはいつだっけ?と思っていたら、あっという間に桜が散り、ゴールデンウイークも終わってしまいました(笑)今回のGWは、1回だけゴルフに行ってきました。大学時代のサークル仲間と先輩の計7名が集まり、笑いと悲鳴?の絶えない楽しいゴルフでした。

滋賀、大阪、奈良に住む友人たちと集まるときに大活躍するのがLINEやメールです。近頃は、人との連絡手段と言えば=SNSというのが定着してきました。1日の中で行う情報の受発信の半分くらい?ひょっとするともっと多くをこれで済ませているのではという気もします。そういえば私も、家内に何かを伝えるときも、家にいるときに言わないで、家を出てからLINEすることもあるくらいです。理由は、面と向かっては恥ずかしくて言えない愛情表現だからです・・嘘です(哀)

 先日、お世話になっている或る会社の会長様からお手紙をいただきました。メールではない直筆の手紙です。ちょっとしたご依頼にお応えしたことに対するお礼状でした。丁寧な手紙をいただき、早速返信せねばと便箋と万年筆を手にしたのですが、ふとあることに疑問が沸きました。手紙の文面は便箋1枚で収まっていたのですが、何も書かれていない便箋がもう1枚重ねてありました。こういうことは普通にあることなので何気なく自分も同じようにしていましたが、実はその理由を考えたことがなかったので調べてみたところ、色んな意味や由来がわかりました。

(1)内容は1枚に書けたが書き切れない思いがあることの表現

(2)昔は貴重だった紙を相手に用意させることを思い遣った

(3)1枚だけだと文面が透けて見えそうなのを防ぐ

(4)1枚きりだった昔の離縁状や果たし状を想起させない・・等

いつ誰が始めて、どれが本筋の理由なのかはわかりませんが、いずれにしても相手に対する敬意だったり、思い遣りであったり、この国にはそういう素晴らしい文化や習慣が多いなと思うと同時に、意味も知らずに形だけ真似をしていたことが恥ずかしくなりました。どんなルールや所作にも理由があり、それを知ることで、それをする自分の気持ちが変わり、自分にも相手にも更によい効果を及ぼすのかも知れません。これからも心がけたいことの一つです。

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